家族葬ではどれぐらいの範囲の近親者を呼ぶのか？
家族葬をするときに、どのような人物を葬儀に呼べばいいのか気になる筈です。
一般葬の場合は親戚や友人の他に故人が働いていた会社の関係者なども幅広く呼びますが、家族葬の場合は基本的に故人と親しかった人しか呼ばないのが普通となります。
近親者であれば故人と非常に近い関係にあり、尚且つ生前に仲が良かった人物を選んで呼びます。
このときに故人側の意見を尊重する必要があり、故人が来て欲しくないと考えている人は呼ばないのが大切です。
故人が亡くなる前に自分の意思で家族葬に呼ぶ近親者を選んでくれたら一番簡単ですが、故人と意思疎通ができなかったパターンであれば、日頃から仲良くしていた相手を遺族が選んで呼ぶことになります。
家族葬は基本的に故人と一緒に生活を共にしていたような遺族だけが参加することが多いので、関係が薄い人は呼ぶ必要はないです。
昔は大規模に葬儀をするのが普通でしたが、最近では本当に親しい家族だけで小規模にやるほうが多くなっているので、そこまで誰を呼ぶのかで悩む必要はありません。
家族葬は宗教や宗派に関係なく行えるのか？
家族葬をするときに宗教や宗派によっておこなえるのか不安に感じるかもしれませんが、基本的にどのような宗教や宗派の人でもおこなうことはできます。
無宗教の人でも家族葬はおこなえますから、宗教の有無で対応してくれない心配はないです。
ただ宗教によっては特殊なことを葬儀でやることがありますが、そのような通常はやらないことには対応してくれないと考えられます。
その点も故人と遺族が納得をしているのであれば問題ありませんから、宗教や宗派で左右されることはないです。
最近は日本でも無宗教の人が増えており、家族葬のような簡素化された葬儀の人気は高まっています。
宗教や宗派にこだわりがある人の場合は、葬儀は人生の中でも大きなイベントになりますから、費用の負担が増えても正式におこなえる所を利用したほうが安心です。
それぞれの人の考えで自由に選べるのがいいので、そこまでこだわりがない場合は家族葬で供養するのが便利だと考えられます。